ツルに魅せられて  Fascinated by Cranes

参考文献

Helm Field Guides: Nik Borrow, Ron Demey 『Bids of Western Africa』 Bloomsbury Publishing

Princeton Field Guides: Nigel Redman, Terry Stevenson, John Fanshawe 『Birds of The Horn Africa』 Princeton University Press

Janice M. Hughes『Cranes - A Natural History of a Bird in Crisis』

Wikipedia

International Crane Foundation

カンムリヅル  Black Crowned Crane




冠鶴

英名: Black-crowned Crane


学名:  Balearica pavonica

(孔雀のBalearicaの意。Balearicaは地中海のバレアレス諸島)


全長: 100cm



カンムリヅルは、アフリカ大陸のサハラ砂漠の南側に広がる「サヘル」と呼ばれるサバンナ地帯に生息しています。アフリカ最西端のセネガルからモーリタニア、マリ、ニジェール、チャド、さらに東のスーダン、エチオピアといった国々で、日本人にはあまりなじみのない地域です。

西アフリカに生息する亜種 pavonica と、スーダン〜エチオピアに生息する亜種 ceciliae の2亜種に分かれています。pavonica は頬の(ホオジロカンムリヅルで白い部分の)半分がピンク色ですが、ceciliae では頬の半分超が赤色です。

カンムリヅル属に属するもう1種「ホオジロカンムリヅル」とよく似ています。(頬に赤い部分があるかどうかの差)。ツルの仲間ではこの2種だけが、木にとまります。

生息数は43,000-70,000羽程度とされています(International CraneFoundation

産卵時は、2個から3個の卵を産みます。セネガルでは、乾季の7月から9月が産卵期です。

セネガルで出会うことができましたが、警戒心が強く、なかなか近づくことができませんでした。



2023年2月
セネガル ジュッジ
作品集へ

2023年2月
セネガル ジュッジ

2023年2月
セネガル ジュッジ




2023年2月
セネガル ジュッジ

2023年2月
セネガル ジュッジ

2023年2月
セネガル ジュッジ




2023年2月
セネガル ジュッジ

2023年2月
セネガル ジュッジ

2023年2月
セネガル ジュッジ
幼鳥




2023年2月
セネガル ジュッジ

2023年2月
セネガル ジュッジ

2023年2月
セネガル ジュッジ





作品集:

カンムリヅル セネガル ジュッジ鳥類国立公園 (2023)