ツルに魅せられて Fascinated by Cranes
参考文献
Princeton Field Guides: Ian Sinclair, Phil Hockey, Warwick Tarboton, and Peter Ryan 『Birds of Southern Africa』
Janice M. Hughes『Cranes - A Natural History of a Bird in Crisis』
Wikipedia
International Crane Foundation
ハゴロモヅル Blue Crane
羽衣鶴
英名: Blue Crane
学名: Grus paradiseus
(極楽のツルの意)
アフリカーンス名: Bloukraanvoël
全長: 100-120cm
南アフリカの国鳥。完全な固有種ではありませんが、ほとんどの個体が南アフリカ共和国に生息します。渡りをしない留鳥です。英名は「アオヅル」。青灰色といったほうが現実に近いでしょうが、南アフリカ・ケープ地方の強い日差しの下では、たしかに「青」の印象が強くなります。。学名からいうと、「ゴクラクヅル」。丹頂の頭頂部のように、皮膚の露出した赤い部分が、学名で
grusと呼ばれるツルの仲間の特徴ですが、アネハヅル属(
Anthropoides)のこの種(と
アネハヅル)にはそれがありません。
産卵時、卵は2個産みます。
南アフリカのズールー人にとって神聖な存在とされていて、王族のみがその羽根を身に着けることが許されているそうです。生息数は2.5-3万羽程度とされています(
International Crane Foundation)。
作品集: