ナベクロヅル Hybrid of Hooded and Common Crane
鍋黒鶴
英名: Hybrid of Hooded and Common Crane
学名: Grus monacha × Grus grus
出水には、
ナベヅルと
クロヅルの交雑種が毎年飛来します。通称「ナベクロヅル」と呼ばれています。
出水および繁殖地のロシアで確認されていますが、ある意味、極めて珍しいツルといえるでしょう。ただし、交雑種なので、「種」のひとつには数えられません。
交雑種なので、個体によって特徴は異なります。体のどこに
ナベヅルの特徴が、どこに
クロヅルの特徴が現れるか、個体ごとに異なるからです。
出水でツルを見ていると、白っぽいナベヅルが結構いることがわかります。これらを全て「ナベクロヅル」としてしまうと、出水の越冬個体の何割かがナベクロヅルになってしまいます。出水でどのようにナベクロヅル判定をしているのか、管理人は把握していません。下に掲げた写真もナベクロヅルなのか否か、正直いって不明です。よって「作品集」にも掲載しておりません。
探鶴地
ツル観察センター(鹿児島県
出水市)
鹿児島本線
出水駅から、冬季間のみ運行の「
出水ツル周遊バス」で30分
「ツル観察センター」下車すぐ
TEL 0996-85-5151
 |
|
 |
|
 |
2012年1月
出水 |
|
2013年12月
出水 |
|
2023年11月
出水 |