ツルに魅せられて  Fascinated by Cranes

マナヅル  White-naped Crane

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「マナヅル」というのは、「本当のツル」という意味です。つまり、ツルの中のツル。

マナヅルも、毎冬、出水に数多く飛来します。その数は1,000〜3,000。3,000羽飛来すれば、世界の生息数の40〜45％となり、ナベヅル同様、世界のマナヅルの生死を出水が握っているということになります（International Crane Foundationは、世界の生息数を6,700〜7,700羽としています）。残りの40〜50%は、朝鮮半島（板門店等）、長江下流域、洞庭湖、ポーヤン湖で越冬します。ナベヅルの項で記載した通り、マナヅルについても越冬地の分散が図られています。
（本ページの最下部に、出水における羽数調査の結果推移を載せています）

繁殖地はロシア、モンゴル、中国北東部です。卵は2個産みます。

ナベヅルよりも見栄えがするツルのため、カメラはついつい、マナヅルのほうに向けてしまいます。

探鶴地
　ツル観察センター（鹿児島県出水市）
　マナヅルが見られるのは11月〜2月（ナベヅルより飛来が遅く、渡去が早い）。
　鹿児島本線出水駅から、冬季間のみ運行の「出水ツル周遊バス」で30分
　「ツル観察センター」下車すぐ
　TEL　0996-85-5151



別のページに鳴き声ファイルを掲載しています。ページに飛ぶと音が出るのでご注意ください。




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