ツルに魅せられて  Fascinated by Cranes

参考文献

日本野鳥の会『フィールドガイド 日本の野鳥』増補改訂版 (2007)

日本野鳥の会『A field Guide to The Birds of Japan』 (1982)

Jon L. Dunn and Jonathan Alderfer 『National Geographic Field Guide to The Birds of North America』

日本野鳥の会『野鳥』2013年1月号

Janice M. Hughes『Cranes - A Natural History of a Bird in
Crisis』

International Crane Foundation

カナダヅル  Sandhill Crane




加奈陀鶴

英名: Sandhill Crane

学名: Grus canadensis

(「カナダのツル」の意)


全長: 95cm(日本飛来亜種)

全長: 86-122cm(北米の図鑑のデータ)


カナダヅルは北アメリカからシベリア北東部で繁殖し、渡りをします。近年日本には、鹿児島県の出水に毎冬何羽かが飛来し越冬しています。

カナダヅルは6亜種に分けられており、日本に来るのは本種の中でも小型の亜種「ヒメカナダヅル」とされてます。世界の生息数は827,000羽程度とされており(International Crane Foundation)、ツルの中では最も数の多い種類となっています。

頭の赤い部分は、正面からみるとハート形に見えます。

産卵時、卵は2個産みます。

私が初めて見たのは、出水ではなくて、茨城県の土浦に「迷鳥」として飛来したときでした。

その後出水では毎年のように観察できています。2022年秋には、滋賀県守山市に番いが飛来しました。




出水




2013年12月
鹿児島県出水

2013年12月
鹿児島県出水

2015年12月
鹿児島県出水






2020年11月
出水

2020年11月
出水

2023年11月
出水





アメリカ


2018年12月
アメリカ テキサス








迷鳥の記録


2012年5月
茨城県土浦市

2012年5月
茨城県土浦市
作品集

2022年11月
滋賀県



2022年11月
滋賀県

2022年11月
滋賀県
作品集

2022年11月
滋賀県










作品集
カナダヅル 土浦 (2012)

カナダヅルの番いのダンス 滋賀(2022)