ツルに魅せられて  Fascinated by Cranes

ハゴロモヅル-1 西ケープ州(2013)



2013年9月17日
南アフリカ 西ケープ州
カメラ:ニコンD7000  レンズ:AF-S ニッコール700-300/4.5-5.6

生まれて初めて、バードウォッチングツアーというものに参加し、南アフリカにハゴロモヅルを見に行きました。「アルパインツアーサービス」(かつて新和ツーリストという会社だったが、アルパインツアーサービスと合併した)の主催です。そもそも団体旅行に参加するのが初めてだったので不安でいっぱいでしたが、楽しい10日間のツアーとなりました(いつもダラダラ旅しかしない管理人には、ハードな行程でしたが)。講師の長野時彦さん、現地のバードガイドのTertiusさん、ずっと運転してくださったドライバーさん、11人の参加者のみなさん、ありがとうございました。

ハゴロモヅルは、ケープタウン近郊の西ケープ州のあちこちで見ることができました。多くが、羊の放牧場で羊たちと一緒に採餌していました。長い尾のように見える黒い風切羽が強風に吹かれてたなびく姿が印象的でした。日本の動物園で見るより、Blue Craneという英名が似合うように見えるのは、ケープの強い日差しのためでしょうか(季節は寒い冬でしたが、日差しは強かった)。

南アフリカ共和国の西ケープ州は、行ったことのなかった「アフリカ」のイメージとはほど遠いところでした。景色は雄大なアフリカ大陸そのものでしたが、人の生活はむしろヨーロッパのイメージに近いものでした。西ケープ州内を自動車で走りまわりましたが、ちょっと田舎にいくと滅多に車と遭遇せず、人だらけの環境に慣れたアジア人にはびっくりでした。


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ところで、南アフリカには「Crane Flower」という花があります。またの名をBirds of Paradise、和名を「ゴクラクチョウカ」といいます。ツルに見えますか?