2014年12月1日 |
鹿児島県出水市 荒崎 |
カメラ:ニコンD7000 レンズ:シグマ 150-500mm f/5-6.3 |
出水で、弱って保護されたマナヅル(その後死亡)からH5N8亜型鳥インフルエンザウイルスが検出されたと、11月29日に発表され、これを受けて出水は厳戒態勢に入りました。12月1日には東干拓が立ち入り禁止となり(法的措置ではなく自主規制、ドライバーのご協力をお願いするという形)、ツルの観察はツル観察センターからに限られることになりました。ツル観察センター周辺の道路では、出ていく自動車のタイヤを消毒する措置を開始しました。写真下部に写っている白い人が消毒する人たちです。出水は世界のツルの都であり、ここでツルたちにインフルエンザが蔓延すれば、特にナベヅルはいきなり絶滅の危機に瀕します。また、出水周辺は養鶏農家が多く、農家のみなさんにとっては死活問題です。管理人のような一バードウォッチャーには、通行規制に協力することや、ウイルスが拡がらないよう祈ることしかできません。 |