gpz30.htm Last update 2000/01/23

リアブレーキ交換


フロントのキャリパーって色々と社外品が出ていてキャリパーサポートも発売されているので簡単に交換できますよね。
でも、リアのキャリパーとサポートってあまり数が多くないですよね。
おまけにフローティングキットなどはスイングアームに溶接したり加工しなきゃいけないし。

フロントのキャリパーを交換してしまった人ってノーマルのキャリパーはどうしてますか?
せっかくの片押し2ポッドキャリパーをそのまま部屋の片隅に転がしておくのはちょっともったいないなと思いましたので、リアキャリパーとして再利用してみました。

もちろん、そのままではリアキャリパーとして取り付きませんので、サポートをワンオフで作ってもらって取り付け。
ブレーキホースも流用できないのでメッシュホースに交換です。
サポートはフロントのサポートに合わせて金色にアルマイト加工しました。(爆)

リアキャリパーと
ブレーキホース

交換作業はリアホイル周辺のメンテフロントブレーキ周りの交換の要領でホイルを外してサポートとブレーキホースを交換するだけです。

交換前 交換後

キャリパーを交換してフルードのエア抜きをやっていて気付いたのですが、本来フロントで使用していたときにはキャリパー本体は縦に取り付けられるようになってましたのでエアが抜けやすいのですが、リアに移植したときには横になってますのでエアが抜けにくくなってしまいました。
キャリパーサポートを作成するときにはなるべくキャリパーが縦になるように作った方がいいですね。
ZR-7の取り付け位置を参考にするといいでしょう。

さて、気になる使用感ですが、シングルポッドよりも効きが良いですよ。
マスターシリンダーは同じものを使っているため、ピストンが増えた分若干容量不足なのかも知れません。
今までよりもペダルを踏み込む量が増えましたが、効きますねぇ〜
ジワッとバイクを後ろで誰かが引っ張ってくれているような感じでしょうか。
踏み込みの量が増えているので操作ミスでリアをロックさせる心配も少しは減りますしね。
フロントキャリパーを交換したときよりも違いが実感できました。

99年5月29日 作業

ワンオフキャリパーサーポート 29400円也(税込)
サポートアルマイト加工代    5250円也(税込)

特注ホース(40cmフィッティング角度20度=20度) 7980円也(税込)


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