gpz29.htm Last update 1999/05/29

ポジションランプ改造


昨年、ハザードランプの改造をやってましたが、ウィンカーにポジションランプをつけるためにはウィンカーの電球がポジションランプ用になっていなければなりません。

電球のソケットと電球があれば、交換するのは簡単なんですけど、ここの部分はパーツで注文でき無いというか、ウィンカーアッシーを丸ごと注文しなければならないので、なかなか注文できずにおりました。
が、先日、某ZRX乗りの方からウィンカーアッシーを一つ戴いたのでもう一つ注文してようやく交換することができました。

ウィンカー自体はGPZもZRXも同じ形なのですが、取り付けステーの長さが違うため、ウィンカーアッシーを丸ごと入れ替えるわけにはいかないので、ウィンカー内部のソケットと電球をGPZのウィンカーケースに移植しました。
(まぁ、パーツオーダーするときには国内仕様のGPZのパーツナンバーで注文するのが一番簡単ですけど)

ウィンカーアッシー

国内仕様と輸出仕様のウィンカーの配線の違いは配線が3本(国内)か2本(輸出)です。
黒/黄色・緑・青の3本の線のうち、青がポジションランプ用の線になります。他の二つは輸出仕様と同じですから、同じところに接続するだけで良いですね。

さて、この青をどこに接続すればいいのか?
これがポイントになるわけですが、ここで思い出したいのがハザード改造の時に未配線になっていた左スイッチボックスの青・赤/青の二本の配線。

左スイッチボックス配線

まずは、単純に左スイッチボックスの青の配線を延長して左右ウィンカーの青の配線に接続できるようにします。
やり方は色々あると思うのですが、私の場合は配線の割り込み端子を使ってウィンカーとスイッチボックスの配線を接続しました。
もちろんこの状態だけではポジションランプは点灯しません。

次ぎに、赤/青の配線を接続するわけですが、同じ色の配線がありますのでそこへ接続することになります。
私は右スイッチボックスの配線に同色の線がありましたので、そちらに接続しました。

配線図

一通りの接続が完了したら、動作確認をしてみましょう。
ライトスイッチをONにするとばっちりフロントウィンカー二つが光ってます。(^_^)v
ウィンカーの動作も正常であることを確認した後、割り込み端子の部分に融着テープやビニールテープを巻いて防水処理を施します。
写真の配線で、赤/青の配線の途中でギボシ端子を使って接続しているのは右と左のスイッチボックスを取り外したりするとき配線を外さなければならないからですね。

これでようやくハザードとポジションランプを改造できました。
リアウィンカーも交換しているのでウィンカー周りは全部国内仕様ですね。

99年5月22日 作業

GPZ1100国内仕様 フロントウィンカーアッシー (23037-1308) 2個


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