gpz10.htm Last update 1999/01/08

逆輸入車へハザードランプ装着


逆輸入車って、ハザードランプの無い物が多いんですよね。
昔乗っていたGPZ1000RXにも無かったんです。
たまに、友人とツーリングなんかに行って、料金所を通過したところで、左に寄ってハザード出して止まるんですよ、なんか羨ましいというか、悔しいっていうか・・・(^_^;
妙に憧れるんです。車が避けてくれたときにも手を挙げる代わりにハザードをパシパシ光らせちゃってさ。

GPZ1100に乗り換えてもやっぱり輸出仕様のものにはハザード無かったんですが、色々な人に話を聞くと国内仕様にはちゃーんと標準でハザードが付いているんですよ。
で、何とかならないかなぁ〜と思っていたら、配線をちょっとだけいじれば、国内仕様のスイッチが取り付けられるっていう事なので、早速交換してみることに決定!

やっぱり、ヂェ〜ントルメ〜ンとしてハザードで挨拶ってのは基本っすよね。(^_^;

左・国内 右・輸出

まず、今まで使っていたスイッチボックスを外しましょう。
配線のコネクターを外すためにはなぜかタンクを下ろすところから始まるっていうのは、まさにKawasaki車として定番作業。トホホホホ(;_;)
コネクターを外して、スイッチボックスのネジ2カ所を外せばOKだと思ったら、クラッチレバー周りを外してやらないと、チョークワイヤーが外れないです。クラッチのボルト2本も外してあげましょう。

さて、ここからがポイントです。輸出仕様と国内仕様の配線を見比べると、ちょーっと違うんですね。9ピンコネクターはどうやら一緒のようですが、もう一つのコネクターは2ピン+ギボシ端子(輸出仕様)と4ピン(国内仕様)になってます。

コネクタの違いに注意 コネクターから抜いたピン 2ピンコネクタを取付けた図

4ピンコネクターをそのまま使うわけにはいきませんので、コネクターからピン端子を抜き取ります。ピン端子の一部が反り返っているので精密ドライバーなどで反りを抑えつつピンを引き抜くと良いでしょう。

国内仕様の4ピンのコードの色は黒・黒/赤・青・赤/青の4本ですが、輸出仕様には黒・黒/赤の2本しか使われてないので青・赤/青の2本は必要ありません。適当にビニールテープでも巻いておくと良いでしょう。
ちなみに、私の場合は3φの熱収縮チューブを被せました。(中央の図)

次ぎに輸出仕様の2ピンコネクタへ黒・黒/赤の端子を挿入してコネクター加工はおしまい。

とりあえず、動作確認をしてみましょう。コネクターを取り付けて各種スイッチの動作を確認して、注目のハザードボタンを押すと・・・・
「ヲヲヲヲヲヲヲ。ウィンカーが左右同時にパシパシしてるぢゃないですか。」
バッチリですな。ひゃっほ〜

いらない端子はそのまま

結局使わない端子は国内仕様のスイッチボックスから出ている2本の端子と元々輸出仕様のボックスに接続するためのギボシ端子の計3本ですが、未使用になるので、ショートしないように処理しておきましょう。
後は、スイッチボックスと、クラッチを元に戻して、タンクを戻しておしまい。

これで、ハザード付き輸出仕様車の出来上がり。
ちなみに、このやり方ではハザードはつきますが、ウィンカーにポジションランプはつきませんので要注意。
ウワサによるとICリレーキットでハザードもポジションも付くようになるとか・・・

追伸)日原さん・GONさん情報提供ありがとうございました。(^_^)/

ハウジングアッシ(コントロール)L 46091-1661 \6780.

98年6月20日作業
部品代・・・7119円也(税別)


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