gpz20.htm Last update 1999/01/31

リアサスペンション交換


今回はリアサスペンションをオーリンズのサスに交換してみましょう。
リアサスのリンク周りのグリスアップを経験したので、当然交換も出来るはず。
工賃払ってまでお店に頼むこと無いもんね。

というわけで、ノーマルのサスを取り外して交換しましたよ。
ノーマルと違うところはリザーバータンクとプリロードアジャスターが別体式になっているので、そのタンクを先にスイングアームの穴から通して取り付けなければいけないっていうことくらいでしょうか。
サイドカウルは取り外しますが、リアフェンダーは取り外さなくても取り付けられます。

サスの本体の取り付けはノーマルのやり方と一緒なので、そちらを参照して下さいませ。
ノーマルサスと全長が若干違う場合がありますので、そのまま取り付けたときに下側のリンクの穴位置がうまく合わないときがあります。そんなときにはスイングアームを上下させて穴位置をあわせてやるといいでしょう。

で、問題なのはタンク類の固定ですが、マニュアル通りですからさほど難しいことは有りません。
ちょっとしたポイントといえば、タンクをフレームに固定するときに使う金属のベルトが有るんですけど、サイドカウルを装着すると干渉してしまうことがあるので、仮留めした後でカウルを取り付けて確認した方がいいですかね。

あとは、フレームとタンクの間にゴムのクッションが入るんですけど、ベルトを通す前にゴムを挟むとベルトが締めづらいです。ベルトを通して仮留めしてタンクとフレームの隙間に突っ込む方が作業は楽でした。その時に、ゴムにCRC-556でも塗布しておくとスムーズに装着できますので、お試しあれ。

ベルトといえば、よくオーリンズを装着している人はタンクの下側でベルトのネジを締めるようにしてますけど、なんか出っぱっているのがいやだったので、フレーム側にネジを持ってきて締めてみました。

リザーバータンク取り付け

右サイドにはプリロードアジャスターが取り付けられます。こちらはバンジーフックのボルトで共締めされる用になっております。
ノーマルな場合は説明書通りに付ければ問題有りません。
しかし、私の場合、パニアステーがバンジーフックと共締めされておりまして、そいつが邪魔をしてそのままでは取り付かないことが判明。
あれこれとプリロードアジャスターのステーの向きを変えたりしてみましたがどうにもうまくいきませんでしたので、パニアステーの板状になっているところに8mmの穴を開けてそこに固定することにしました。
パニア装着の時に邪魔にならないところでしたらどこでも適当な場所に取り付けできますね。

プリロードアジャスター
取り付けの図
拡大図1 拡大図2
パニアステーへ取り付け

99年1月9日作業
オーリンズリアサスペンション
KA4511・・・119000円(定価)也


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