ラ・フォル・ジュルネ2019@ 2019.5.5. Sun.
今年も行ってきました。ラ・フォル・ジュルネTOKYO2019。
最終日のプログラムから、小曽根真さんのラプソディ・イン・ブルーと、フランク・ブラレイのピアノ協奏曲/ラヴェルを聴いてきました。
ポーランドの管弦楽団シンフォニア・ヴァルソヴィアの演奏は気品があり、小曽根真さんのピアノは羽根のように軽やかで、存分に披露されたカデンツァはジャズだったりクラシカルだったり、そして中盤のピアノとホルンとトランペットのセッションでは楽しく遊び、且つアカデミックで洗練されたラプソディー・イン・ブルーでした。
プログラム後半はピアノを替え(遠くて見えなかったのですが、前半はベーゼンドルファー、後半はスタインウェイだったのだと思う)、フランク・ブラレイの踊るようなラヴェルのコンチェルトを堪能。第2楽章の一音一音を大切に紡ぐような弾き方もとても素敵で、懐かしい風景を見ているような、ほっこりした気持ちになりました。
1公演で2台の異なるピアノと二人の素晴らしいピアニストによるコンチェルトを2つも味わえ、とても贅沢な時間を楽しませて頂きました。
→ラ・フォル・ジュルネ2019A