本日のコンサートは室内楽。カジュアルなミニ・コンサートで、クラシック音楽と楽器の魅力を多くの方に知ってもらいたい、そんなコンセプトのコンサートでした。
プログラムはグラズノフの「弦楽四重奏曲 第1番 ニ長調 op.1」。数あるグラズノフの作品の中から、あえて作品番号1番のこの小さな若い作品を選ぶあたりからも、今日のコンサートの趣旨が伝わってきました。
2台のヴァイオリンとヴィオラとチェロ、それぞれが朗々と歌い上げ、且つ音を合わせて音楽を共に作り上げていく楽しさを4人の奏者から溢れ出るように感じられ、これこそが室内楽の魅力なのだと思います。グラズノフの重厚で美しいハーモニーをたっぷり楽しませていただきました。