gpz27.htm Last update 1999/04/11

アクセルワイヤー交換


トップブリッジを交換するとアクセルワイヤーの取り回しを変更しないとワイヤーの長さが足りなくなりますよね。
ノーマルの取り回しはステムヘッドの左側を通ってますが、トップブリッジを交換すると右側を通さなければ、ちょっと長さが足りないのです。
しかし、この取り回しだとハンドルを左に切ったときに妙にたわんでしまうので、やっぱりノーマルな取り回しにしたいなと思いまして、アクセルワイヤーを10cmロングな物に交換しました。

TOHOというところからGPZ1100用の10cmロングのアクセルワイヤーが発売されていましたので、これを購入して交換。
だがしかし、アクセルワイヤーの交換はお気楽に交換できるものではありませんでした。(^_^;
キャブを装着したままで交換するのはかなり難しい作業になります。
そこで、キャブの取り外しを行わなければなりませんでした。
(外さなくても出来ると思うんですけど、一度キャブを外してみたかったのさ)

キャブの脱着は色々な雑誌にも載っていると思いますのであまり詳しいことは書きませんが、
・燃料タンク
・サイドカウル
・エアクリーナーサイドカバー
はあらかじめ外しておきます。

チョークワイヤーはキャブの上部の手の届く所にありますから、こちらも外してしまいます。
(ハンドル側は外さなくていいです)
アクセルワイヤーのハンドル側の部分はハンドルのスイッチボックスを外せばOKですよね。

さて、下準備が出来たところでキャブの取り外しです。
エアクリーナーボックス側のインシュレーターバンドをずらしてエンジン側のインシュレーターバンドのネジを緩めておくのは周知の通り。
まず、エアクリーナーボックスを後ろにずらしてキャブから外す。
次ぎにキャブを後ろにずらしてエンジン側のインシュレーターからキャブを外してあとはキャブを横に引きずりだすだけ。
初めてやったので、ドキドキしましたけど、何とか外れました。
(本当はキャブの脱着の前にキャブの中に溜まっているガソリンを抜く作業があるんですけど、めんどくさいので省略。ま、キャブを傾けなければガソリンだってこぼれないでしょう、というわけ。)

チョークワイヤーを外す インシュレーターのバンドを
緩める
エンジン側から繋がっている
ホースを外す

早速ノーマルのアクセルワイヤーとロングワイヤーを交換します。
引き側と戻し側でワイヤーの形状が違いますので間違えないように一本ずつ形状を確認しながら交換していくほうが確実ですね。

ノーマルワイヤーと
10cmロングのワイヤー
ワイヤーは一本ずつ交換
した方が混乱しない

交換のあとはキャブを元に戻すわけですが、エアクリーナーボックスのインシュレーターをあらかじめめくっておくと作業が楽になります。
(ただし、インシュレータが古くて硬化している場合はひび割れの原因ですからやめましょう。)
あとは、薄くシリコングリスをインシュレーターの内側に塗っておくとスムーズにキャブを装着できますね。

インシュレーターをめくると
作業が楽

キャブを元通りに装着した後は外したものを元通りにしてアクセルワイヤーを取り回して作業完了。

ノーマルな取り回しの
アクセルワイヤー

99年2月28日 作業

TOHO GPZ1100用 10cmロングアクセルワイヤー 6000円也(税別)


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