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楽譜の比較をしてみよう
楽器店などの楽譜売り場に行くと、1つの曲でも各国の出版社から何種類もの楽譜が出版されています。この沢山の楽譜の中から何れかを選んで購入するわけですが、どうやって選んだら良いのかなかなか難しいところですね。
昨今、先ずは原典版(優れた演奏家や研究家など、第三者による解釈や奏法が書き加えられていない、作曲者の自筆原稿を忠実に再現したもの)を、と言われたりしてきましたが、ピアノを楽しむどの弾き手にとってもそれがベストとは限りません。私がそれぞれの生徒に薦める楽譜は必ずしも1つに決まっているわけではなく、読譜読解力やアナリーゼ能力、ペダル・テクニック、音楽知識など、各々のレベルを考慮した上で選択しています。なので、先ずは先生に聴くのが一番ですが、せっかく歴代の名ピアニスト達が研究を重ねて手を加えた楽譜です。原典版と合わせて何冊か購入して比較をしてみても良いでしょう。
ペダルの指示やダイナミクス(強弱)表示、スラーやスタッカート等のアーティキュレーションの違いなど、同じ曲でも版によってこれほど違うのかと驚くのではないかと思いますが、一番の発見は運指(指使い)の指示でしょう。どうしても弾きにくいパッセージにぶつかってしまった時、指使いが原因になっている場合も少なくありません。また、複雑な旋律を美しく際立たせるために、実に考え抜かれた運指法が書かれている版もあります。
弾き手それぞれ手の大きさや指の長さ、形、癖は違います。自分にとって最も弾き易い運指を書いている校訂者を見つけられると、今後の楽譜選びに大きく役立ちます。

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