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作曲者紹介introduction

モーリス・ラヴェル Maurice Ravel(1875.3.7~1937.12.28)

モーリス・ラヴェルはフランスを代表する作曲家で、20世紀初頭のフランス音楽黄金期を築いた立役者の一人です。

1875年、フランス南西部バスク地方、スペイン国境近くの村シブールに生まれ、生後数か月でパリへ移住。音楽好きの父親の影響で幼少期よりピアノや作曲を学びます。

14歳でパリ音楽院に入学。ピアノのほか和声、対位法、作曲を学び、それぞれのクラスで受賞される優秀な成績を収めました。作曲ではガブリエル・フォーレに師事しています。音楽院には14年間在籍し、30代前半までに「亡き王女のためのパヴァーヌ」「ソナチネ」「鏡」「夜のガスパール」「スペイン狂詩曲」など代表作の大半を書き上げています。

1914年に第一次世界大戦が勃発。1917年に最愛の母を亡くし、以後創作の筆はあまり進まなくなりますが、第一次世界大戦後は各地へ赴き自作曲の演奏会を開き、アメリカに招かれニューヨークへ渡った際オーケストラを指揮したことを機に指揮者としての活動も始め、「ピアノ協奏曲」や「ボレロ」などの傑作を手掛けています。

印象派と位置づけられることが多いラヴェルですが、様々な分野の音楽に興味を持ち、常に新しい要素を作品に取り入れ、緻密に計算された書法で独自の世界観を確立しました。パリ万国博覧会ではアジアの音楽に刺激を受け、「ツィガーヌ」に見られるジプシー音楽や、バスク人の母親の影響からスペインを題材にした作品、また、バスク民謡あるいは当時流行したジャズの影響が見られる作品も多く見られます。管弦楽法の技術にも優れ、ピアノ作品として書かれたムソルグスキーの「展覧会の絵」のオーケストレーションは大変有名で、今日広く演奏されているものはラヴェルの編曲によるものです。

50代前半頃から体調に陰りが見え始め、記憶障害や言語症の兆しが表れます。後に交通事故に遭い症状は悪化。神経を患い手足の麻痺に苦しみ、脳の手術を受けるも回復は見られず、1937年12月28日、パリで62歳の生涯を閉じました。


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