三善 晃(みよし あきら)先生は、日本を代表する作曲家です。
1933年東京生まれ。
ピアノ、ヴァイオリン、作曲を学び、大学は音楽ではなく東京大学仏文科へ進学。在学中にパリ国立高等音楽院に留学し、東大卒業後、東京芸術大学講師、桐朋学園大学教授、後に同大学長に就任されました。
作曲ジャンルはオペラや管弦楽、吹奏楽、独奏曲など多岐に渡りますが、中でも合唱曲の分野で多くの秀作を残し、国内の中学校、高等学校の校歌も数多く手掛けています。
パリ留学の経験から、作風にはフランス近代音楽の影響が見られ、文部大臣賞や日本芸術院賞、フランス芸術文化勲章など、国内外の数々の芸術賞を受賞されています。
またピアノ作品、ピアノ教育にも精力的に取り組み、ピアノ・メソッドの編纂やピアノ・コンクールの開設など、日本の音楽教育界に多大な功績を残しています。
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