今日は、数々のディズニー作品の中でも特に幅広く愛されている名曲「星に願いを」の作曲者、リー・ハーラインの50回目の命日です。
リー・ハーラインは1907年3月26日にアメリカ ユタ州 ソルトレイクシティで生まれました。
ユタ大学を卒業後、ロサンゼルスのラジオ局で音楽ディレクターを務め、その後9年間ウォルト・ディズニー・カンパニーに所属、「白雪姫」や「ピノキオ」の音楽を手掛けました。
1940年、「ピノキオ」ではアカデミー作曲賞を、劇中の「星に願いを」はアカデミー歌曲賞を受賞し、この作品は彼の代表作となりました。ディズニーの名曲は数多く、結婚式や子供向けコンサートなど多くのシーンで取り上げられていますが、楽器の編成・演奏者・聴衆の世代を問わず、最も多く演奏されているのが「星に願いを」なのではないかと思います。
その後も映画界において多くの作品の音楽を手掛け、1969年12月10日、62歳でその生涯を閉じました。
あまりに定番すぎて何となく敬遠していた「星に願いを」ですが、やはり聴く度に小さな願いを届けてもらえそうな、ちょっと幸せな気持ちになります。素敵なアレンジでレパートリーに加えてみようかな…。