今日はロシア「五人組」の一人、リムスキー=コルサコフの命日です。1908年6月21日、享年64歳でした。
今年5月のラ・フォル・ジュルネでは「シェエラザード」に感激し、先日聴きに行ったパーカッション・アンサンブルでは、マリンバ2名4手による「熊蜂の飛行」をワクワクしながら見てきました。
管弦楽の大家でもあるリムスキー=コルサコフの作品ようなドラマティックな世界観にはとても憧れます。打鍵した時から音が減衰していくピアノという楽器では表現できないもので、オーケストラ100人の力は偉大だなと改めて思い知らされます。「熊蜂の飛行」はピアノでもヴィルトゥオーゾは弾くけれど…。
そういえば20年ほど前の映画に、実在のピアニストの半生を描いた「シャイン」という作品がありました。劇中、主人公が狂気的で完璧な「熊蜂の飛行」を超高速で弾いていたのが印象的でした。