今日はグノーのお誕生日。ちょうど200年前の1818年6月17日、フランス・パリで生まれました。
グノーの作品は主にオペラが有名なのでピアノではあまり馴染みが無いかもしれませんが、グノーの母親はピアニストで、その教えを受けて育ったグノーも教会オルガン奏者の職に就いていました。そこで宗教音楽や歌曲を学び、バッハの平均律第1番プレリュードに歌の旋律を重ねた「グノーのアヴェ・マリア」は彼の代表作以上に広く親しまれているのではないでしょうか。
この「アヴェ・マリア」はクリスマス時期のコンサートでは定番です。私も今までに様々な楽器のアヴェ・マリアを伴奏させて頂きました。ピアノ独奏だったこともあります。楽器それぞれに魅力があって素敵なのですが、やっぱり歌が一番ですね。
グノーの代表作のは「ファウスト」「ロミオとジュリエット」などの歌劇です。『ロミオとジュリエット』の「私は夢に生きたい」は可憐で華やかなアリアで、私も大好きな作品です。