神楽坂の音友ホールで行われた、チェコを代表するカルテット、ウィハン弦楽四重奏団のコンサートに行ってきました。
ピアニストは中山育代さん。ドヴォルザークのピアノ五重奏曲Op.81やスークのピアノ四重奏曲Op.1など、チェコの作曲家による作品を中心に組まれたプログラムはとてもバランスが良く、のびやかでダイナミックなカルテットの演奏はそれはそれは素晴らしく、圧倒されるような音のエネルギーを全身で楽しませて頂きました。
ドヴォルザークの音楽には色と香りがある。
その心地良い重みと深さのある音を浴びながら、やっぱりドヴォルザークはいいな、と。
そしてアンコールはシューマンのピアノ五重奏曲 第3楽章。
コンサートの最後にとっておきのプレゼントをもらったような、とても贅沢なアンコールでした。
久しぶりに神楽坂フレンチも楽しみ、耳も心もお腹も満たされた、幸せな1日になりました。