明けましておめでとうございます。
2022年。とても寒いけれどお天気の良いお正月を迎えました。
2日の今日は少しピアノに向かう時間ができたので、慌ただしい年末に鈍りきってしまった指をほぐしながらの弾き初めです。
今抱えている課題は、伴奏曲、バッハの平均律、ベートーヴェンのソナタ、ショパンのエチュードほか色々…なのですが、なんだか受験生のようなメニューになってしまったので、4日後に生誕150年を迎えるスクリャービンの「左手のための2つの小品op.9」から、2曲目ノクターンの譜読みをしてみました。
小柄で手も大きくなかったスクリャービンが、学生時代にライバルと競って次から次へと難曲を弾きまくり、ついに右手を痛めてしまい療養中に書いた左手のための曲。片手だけで演奏しているとは思えないとても美しい作品です。
左手だけの練習ばかり続けると、体のバランスが偏って腰を痛めたりするので、程々に楽しみながら1か月だけ弾こうかな、と思っています。スクリャービンのお話はまた後日。。