コンサートに行ってきました 2019.3.17 sun.
東京芸術劇場で、指揮者:海老原光さんのロシア作品を聴いてきました。
プログラムは3曲。チャイコフスキー/幻想序曲「ロミオとジュリエット」、リムスキー=コルサコフ/スペイン奇想曲、そしてラフマニノフ/交響曲第3番です。
法務省の職を辞し、法律家から一転、本格的に音楽の道を目指したチャイコフスキーの初期の作品「ロミオとジュリエット」では、シェイクスピアとのコラボによる壮大なドラマを楽しみ、情熱と太陽の国の民謡はリムスキー=コルサコフのオーケストレーションによって場内を瞬時にスペインの風で満たし、祖国ロシアを離れ、アメリカで主に演奏家として活動していたラフマニノフの、映画音楽を彷彿とさせる晩年の大作を堪能し、それぞれ趣の異なるロシア管弦楽作品を聴き比べる贅沢な時間を過ごしました。
2階の端の座席だったので、もう少し各楽器の音色が纏まって聞こえる席だともっと良かったのですが、全ての奏者が見渡せてパート同士の掛け合いなども楽しめました。
ただ1つ残念だったのは、私の真後ろの席の男性が豪快なイビキをかいて寝ていたこと。。。
コンサートで絶対に寝るなとも言えないし、イビキも本人は無意識だから仕方ないのだけれど、隣に連れの方もいたようなので、せめて肘でツンツンするとかして欲しかった(T_T)