コンサートに行ってきました 2019.2.10 sun.
ベートーヴェンの交響曲第5番を生演奏で聴いたのは、実に小学生の頃以来だったのではないかと思います。
音楽史上最も有名な曲で、耳にする機会も数え切れない程あり、勿論よく知っている名曲という認識だったのですが、改めてじっくりと楽器それぞれの役割や構成を意識して聴くと、また新しい発見と感性に出会い、ベートーヴェン作品を紐解くには自分はまだまだ未熟だな…と思い知らされます。
演奏者の年齢や指揮者の解釈により、公演の数だけベートーヴェンの「運命」が生まれていくのだな と、音楽の奥深さと無限の可能性を改めて突き付けられたような、とても新鮮な気持ちで演奏を聴いて参りました。
ベルリン・フィルのコンサートマスターとしてご活躍されている樫本大進さんの「やっぱりベートーヴェンはいいな」という一言がふと頭に浮かびました。
うん、本当に。ベートーヴェンはやっぱり良いな。