ピアノ教室＜Pianoforte＞〜ピアノフォルテ〜 ピアノ奏法アドバイス アルペジオ 分散和音
　

アルペジオ　〜分散和音の弾き方〜 １オクターブ以上の広い範囲にわたり分散和音を繰り返すアルペジオ。多くのピアノ曲に頻繁に出てくる為、スケール（音階）と共に必要な基礎テクニックです。肘を開いて親指をよいしょ、とくぐらせる弾き方では、リズムの狂いやモタつきだけでなくスピードも出せません。 アルペジオ＝分散和音。そう、和音で弾く練習が効果的です。C-dur（ハ長調）で４オクターブ往復する場合、「ドミソ」の単位で区切った三和音で弾きながらポジションを移動していきます。４オクターブ目の頂点だけは上のドも含めて四和音にします。 ポジションを掴めたら分散和音にし、ドミソ、ドミソ、ドミソ…という感じ。指の動きは和音単位ですが腕をスライドさせる速度は一定に保つ事。手首を柔らかく徐々に速度を上げ、繋ぎ目が目立たなくなるように練習すればクリアーなアルペジオが弾けるようになります。 ピアノ奏法アドバイス一覧へ戻る

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