車輌作製記 〜小田急1000形編(その2)〜 |
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2012/5/18 撮影 続いて細部の塗装とブランドマークの貼付けに入ります。 マスキングをはがした状態ではドア枠にも帯色が塗られた状態なので、ここを修正。そのまま車体色でもいいですが、実車は車体色とは異なるステンレス色ですね。 修正の効くエナメル塗料が使いたいので、タミヤのX-11、XF-1を5:2程度で調色して塗ってみました。画像では分かりにくいですが、車体色よりも少し黒光り?と言った感じです。 ドアあわせ部にはエナメル塗料で墨入れしました。また、ドア表示灯は上をクリアーレッドで下側(非常時点灯)をクリアーオレンジで塗っておきました。 Odakyuブランドマークは5200形で使用した余りです。湘南電車小田急5200形グレードアップパーツに附属のものですが、この製品自体が現在、残念ながら売ってません。製品不良で自主回収だったと思います。今後の車輌作製でどうするか…。 |
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2012/5/18 撮影 前面のブランドマーク(青色)は上記のセットには附属していません。仕方が無いので、自作。 ガイアノーツの“おうちdeデカール(クリアータイプ)”を使ったのですが、台紙は透明ではないので転写時の位置決めに苦労し、何度もやり直す羽目に…。この商品、デカールと言っていますが、どちらかと言うと薄っぺらいシールと言った感じでしょうか。 因みに前面、側面とも車番はキット附属のシール状のものを切り出して使いました。ちょっと色調が違うんですよねー。色が濃すぎる!ただ、あまり時間とお金をかけるのも嫌になってきたので、許容範囲ということで…。 |
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2012/5/21 撮影 次に貫通路の扉を塗装しましょう。 この部分は筆塗りで塗料流し込んでおしまい、と言うことが多いのですが、きちんとマスキングして吹きつけで塗ってみました。まずは1mmの細いテープで幌枠部のマスキングをし、その後周囲をきっちりとマスキングします。塗料はGM21(小田急アイボリー)を使いました。 |
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2012/5/21 撮影 この後、屋根以外をマスキングして屋根上の塗装をしました。屋根色はいつも通りにGM9番(ねずみ色1号)です。 画像は一通りの塗装が終わった段階です。 |
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2012/5/25 撮影 次は前面ガラスをはめ込んでいきます。そのままでは両端が浮いてしまうので、画像のように分割しました。カッターで筋をいれて割ることができますが、画像のように切り口がギザギザに…。面倒がらずに糸鋸などを使用するのが無難です。 |
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2012/5/30 撮影 車体側ですが、方向幕の部分は断面を黒で塗っておきます。又、画像では未だ塗ってませんが、中央方向幕と貫通扉の間(貫通扉の上側部分)も黒に塗りましょう。場所は実車でも確認できると思いますが…。 |
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2012/6/1 撮影 方向幕のステッカーを貼っていきます。このステッカーは確か2000形に附属するものです。1000形の方向幕も収録されており、裏から貼るタイプになっています。今回の製品はガラス部分も未塗装なので、画像のように周囲は透明です。ステッカーを貼付け後、裏側から周囲を黒で塗ります。 |
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2012/6/1 撮影 そして、車体にはめ込んだ状態です。左右の種別幕などはキット附属のステッカー(表側から貼るタイプ)を別途、一回り大きく切り取った塩ビシートに貼付け、前面ガラス裏側から貼り付けました。貼付けは周囲にゴム系接着剤をつけて行いました。
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2012/6/8 撮影 そろそろ床下の作製に入ります。まずはスカートの加工から…。画像のように切かきを作り、反対側にはカバーをつけています。カバーは前途の小田急5200形グレードアップパーツ)(湘南電車)に附属のものです。 |
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2012/6/16 撮影 画像の黒い物体は一体…? クーラーです。クーラーの側面、及び上部の細いルーバーへの色さしが難しそうなので、先に全体を黒に塗ってマスキングすることにしました。背面に写っているマスキングシートを作製して使用しました。こういうものをパソコンで作ると正確な寸法でつくることができるので便利ですね。 マスキングシートはこちらにアップしておきます。使用は個人の責任でお願いします。また無断配布は禁止します。シール用紙に印刷して、切り出して使用してください。 クーラーはこの後、GM14番(灰色9号)で塗装しました。因みに上部の正方形のルーバーは色さしが容易なので、最後にエナメル塗料で行うことにします。 |