小田急8000形(譲渡編) グリーンマックス エコノミーキット組立品 |
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GMエコノミーキットより作製した8000形を紹介します。すでに試作編は紹介済みですが、今回作製の目的は、小学生の甥へプレゼントするためです。小田急のキットから作製するのにもっとも難アリの形式ではありますが、直前に8000形を作製していた事もあり、短期間でとにかく仕上げることを第一に形式を選定しました。という事で、HPタイトルには反しますが、あまりこだわりとはいえない仕上がりとなっていますが、一応、記録としてアップします。 但し、組立精度、塗装などの技術的な面においては、自分の中ではかなり高い仕上がりになったと思います。 2011/7/25 Update |
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キットベースはGM NO.421小田急9000(8000)形4輌編成セットです。譲渡目的の為、時間などの制約からストレート組立を基本としていますが、組立や塗装作業は一切手を抜かず、可能な限り高い精度で行うことを第一に考えて施工しました。という事で、ライトの点灯もしません。 編成番号は8052Fとしました。 新宿方8052にはダミーカプラーを(京王6000系用を流用)、小田原方8152にはTNカプラーを装着しています。 |
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ストレート組立と書きましたが、せめて前面の手摺くらいは交換しようと思い部品を調達。貫通扉両側の手摺は最近、GMから販売されている8000形の塗装済み一体成型キット用のバルク品を調達して使用してみました。 この手摺、一個当たり3箇所ある取り付け位置の中央部は取り付け部分が四角形状になっています。塗装済みキットではこの取り付け部分は四角形状になっているのですが、キット前面に微小な四角穴を開けるのは困難です。という事で、手摺パーツ側の取り付け部を四角形状から丸形状に削って使用しました。取り付け穴もこの部分のみ0.4mmとし、上下両サイドは0.3mmとしました。 また、前面下側にある手摺は銀河モデルの手すり(N-255)を使用。アンテナは上記バルク品に付属のものを流用しました。少し太めでがっしりした感じのアンテナです。スカートはキット付属品を1mmプラ板でかさ上げして使用しています。 |
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前面に続き、加工点として屋根上配管を作製しました。ヒューズ箱につながるダブル配管のみ0.3mm真鍮線を使用し、その他は0.2mm真鍮線にてパイピングしてみました。塗装前、洗車直後の配管の状態はこちら。小田急車輌の中でも8000形は比較的単純な配管なので、この加工は比較的簡単でした。ランボードはキット付属品では短すぎるので、GMから別売されているランボード(アクセサリーシリーズ NO.96)を使用しました。小田急の屋根形状に対しGMのランボードは角度が急なので、両側が若干つりあがった形状になってしましたが、画像ではほとんど分からないですね。 |
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妻板も無加工なので、ご覧のとおりです。但し、今回は妻面まで配管を全てひきました(前回の試作編では一部のみ実施)。ヒューズ箱への接続は時間の関係で省略しました。 ところで妻面から見える黒い物体、GMのふるーい動力ユニットです。確かエンドウが作ったものをGMブランドで売っていたのですが、エンドウのブランド名が刻印された透明のプラケースに入って売られていました。すでに20年以上も前のものですが、この時代の動力ユニットのほうが現在のものよりも耐久性は高いですね。少々汚れても難なく走ります。台車部分は同じなのですが、モーターなど違うのでしょうかね?音は今も昔も変わらずに大きめですが…。
8000形を二連続で作製してしまいましたが、次回は自分のためにこだわった8000形を作製したいと思っています。いつになるのか分かりませんが…。 |