電子辞書（Brain）を改造してみよう！

皆さんは普段、電子辞書をお使いでしょうか？
私はバリバリの電子辞書ユーザーで、生活の中の必需品の１つとなっています。
このコーナーではBrainという電子辞書(SHARP製）の改造法^※をご紹介しようと思います。

※改造といっても、このBrainという辞書にもともと入っている Windows CE というちょっと特殊なOS上で、CE用に開発されたアプリケーションを走らせているだけだので、本体のハード・ソフトウェアは一切いじりません。

したがって、「改造」という言葉が適切かどうかは微妙なところです。

用意する物

• 電子辞書　Brain PW-GC610[必須]
  　　（動作確認はしてませんが、他の型番でも動くかもしれません）
• KN MemoPad[必須]
• Japanese Input for SHARP Brain[必須]
• Task Switcher for SHARP Brain[任意]
• microSD[任意]

改造手順

＜注意＞違法性があるわけではありませんが、これらの操作は自己責任でお願いします。

1. Brainの本体メモリ（またはmicroSD）直下に"アプリ"ディレクトリを作成する。

2. ここからknmemopad-0.12-arm.zipをダウンロード、解凍する。

3. 解凍されてできた"KN MemoPad"ファイルを先ほどの"アプリ"ディレクトリに移動する。

4. ここをクリックしてjpibrain16.zipをダウンロード、解凍する。

5. 解凍されてできた"jpibrain"フォルダを開きmsgothic.batをダブルクリックする。
   　（見かけ上の変化は起こりませんが、必要な手順です）

6. "jpibrain"フォルダにある"Japanese Input"を"アプリ"ディレクトリに移動する。

7. Brainを起動し、Home画面から「追加アプリ」を選びJapanese Inputを選択する。
   　（起動に少々時間がかかります）

8. 同じく「追加アプリ」からKN MemoPadをタッチするとメモ帳が起動します。

　　※Japanese Inputがなくてもアルファベットだけの入力は可能です。
　　各アプリケーションの操作方法の詳細はreadme.txtをご参照ください。

補足

• Task Switcherを利用すると何かと便利です。こちらからダウンロードできます。詳細はreadme.txtをご覧ください。
• 操作の途中でフリーズやブラックアウトを起こした場合は、一旦電池を抜いてから再起動してみてください。普通に電源を切るだけでは無意味です。

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