車輌作製記

〜小田急5200形編(その5)〜

 

 

2011/12/23 Update

こちらが反対側。ルーバーの刻印が先ほどの面よりくっきりしているかと思います。

次に方向幕のステッカーを貼り付けました。行き先は「急行小田原」に…。方向幕を変更する可能性が今後、100%無いならクリアー塗装までも良いと思います。

側面の方向幕は元々あったモールドを埋めてしまっているので、車体への位置決めは慎重に、車輌ごとに場所がばらつかないように注意しながら作業を進めました。

 

 

 

 

一応、車体についてはほぼ完成。(と言いつつ、実はデハ5400の妻面扉は未だ作製していないのです!)

今後はライトの点灯化を進めていく予定です。

 

 

 

2012/3/11 Update

続いてライト点灯化を進めます。方法はいつも通りです。特に今回の車輌は、既に5000形4連の作製で実績があるので、新しい事はありません。あえて言うなら前照灯が一灯から二灯に変わる事くらいです。

車輌両側の尾灯については、3mmのプラ棒を5mm程度に切り出し、断面中央にまず1.0mmのドリルで開口します。次に1.3mmのドリルで半分くらい(2.5mm程度、適当です)の深さまで開口します。Tavasaの尾灯が1.2mmなので、若干余裕を見て1.3mmであけました。

ヘッドライトは1mmのプラ棒でガイドを作ります。あとで1mmのファイバーを通すので、間隔は1mm程度、現物あわせで…。

 

 

 

画像は自作のライトユニットを実装した状態になります。実装の前に、光漏れを避ける為に、先ほど取り付けた結線部を全て黒で塗装しておきました。又、ヘッドライト部は、0.3mmのプラ板で蓋をしました。ライトユニット本体とそこから伸びる電極類は両面テープで車体屋根裏に固定しました。

 

 

 

次に、車体側との接触面を作るために、切り出した銅箔テープを画像のように電極に貼り付けて、車体妻面まで引き廻しました。これで車体側の加工は完了です。

 

 

 

床板側の接続面は、GMの集電板を切り出したものを画像の様に折り曲げて固定します。固定にはゴム系接着剤を使いました。床板の開口部分(台車からの集電部分)には、接着剤がはみ出さない様に気をつけてやる必要があります。床板の終電関係についての詳細については、ライト点灯化のページを参考にしてください。

 

 

 

ライトの点灯化作業が完了したので、乗務員室の仕切り板を作製してみました。0.3mmのプラ板と0.2mmの真鍮線を使い、ベースに井の頭線で作製した型紙を使用しました。

画像の左側は運転席側で、椅子も適当に作ってみました。右側は客室側で、こちら側に真鍮線を接着しています。

塗装は客室側をGM NO.21 乗務員室側をGM NO.41 でそれぞれ塗装しました。

 

 

 

車輌に取り付けた状態です。床板ではなく車体側に取り付けました。ファイバー類があるので、干渉する部分は現物あわせで適当にカットして取り付けています。

あまり目立たない部分ですが、接写してみるとなかなか効果的ではないでしょうか?

 

 

 

 

ヘッドライトの点灯状態を確認してようやく完成です。ヘッドライトの色はファイバー先端をクリアーオレンジで着色して実車っぽい色にしてみました。

 

 

 

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