京王6000系

グリーンマックス エコノミーキット組立品

 

間違いなく、自分の今までの人生で最も思い入れのある車輌です。走高音、ブレーキ音、扉開閉音など今でも鮮明に思い出せます。京王沿線からは90年代前半に離れてしまい、その後は6020系増備やスカート追加、新塗装化など様々な変化がありましたが、私の中では6000系は旧塗装、KTRロゴ時代が全盛期ですね。特に前パンの分割特急は最も好きな編成でした。

2012/3/22 Update 

 

 

 

今はなきGM海老名のオリジナルアソートキットを組み立てました。エコノミーキットではNO.417として製品化されておりますが、長らく生産休止しているときに発見したので即購入しました。内容はエコノミーキットそのものですが、3+5分割特急用にアレンジしたセットで、前パン用の屋根板が附属していました。

 

 

 

作製したこの6000系、鉄道模型雑誌、RM MODELS 184号(2010年12月)に掲載のRMM&Train2のコラボ企画に載せていただきました。

自分でお気に入りの車輌を雑誌に載せて頂けたのは、うれしかったですね。

 

 

 

 

ライトの点灯状態。ライトは後にパーツを交換し、実車にあわせて小型化しました。尚、模型では分割運用はしないので、中間に入る6804、6754はライトの点灯はしません。

 

 

 

角度を変えてもう一枚。先頭部下の空気配管は、銀河モデルから発売されている鉄コレ用のものを小加工して取り付けてみました。スカートが付かないとスカスカなのですが、ちょっとしたアクセントになったでしょうか?

 

 

 

中間に入る6450と6800の連結部分。連結器は勿論、TNカプラーを使っています。高幡不動での分割シーンを思い出します。

 

 

 

5連口の集中クーラー(後ろ側)と3連口の集中クーラー(手前側)は編成によっては異なりました。今回は6004Fと6404Fなので、5連口のクーラーは京王5000系のキット附属のものをグレーに塗装して流用しました。時代によっては更に変更されていたようです。

 

 

 

作製記にも書きましたが、屋根上の手摺は全て交換して立体化してみました。京王ではこの部分は黄色に着色されているので、模型でも交換すると結構目立つのですよね。

 

 

 

側面画像

 

京王八王子側の先頭車、デハ6450です。この車輌はなんといっても先頭部に設けられたパンタグラフ(通称前パン)が特徴です。奏でるモーター音を聞きながら運転席の後ろに立って前を見ていた日々を思い出します。また直流モーターのちょっと焼けたような臭いも懐かしいですね。

 

サハ6550からの改造車、デハ6400です。6000系登場時は6連でしたが、5連に短縮した際に余剰車となったサハ6550をデハ6400に改造の上、新造されたデハ6450とクハ6800と組んで八王子側の3連となりました。

 

 

休日の分割時のみ先頭車として活躍したクハ6800。後には自動連結開放装置を備え、休日の高幡不動での分割併合を行いました。京王は分割併合時に一旦、全ての車輌の扉を閉めていました。JRや小田急は扉を開けたまま行っていますよね。電気的な問題なのか、安全への配慮なのでしょうか?

 

5連口の高尾山口側、クハ6750。高尾線沿線に住んでいた私は、高幡不動分割後はこちらの車輌へ移動。運転席後ろに張り付いていました。

因みに、3連口の吊り輪は緑色、5連口に吊り輪は白色でした。切り離しのアナウンスをする際に、吊り輪の色を案内していたのを記憶しています。

デハ6100。模型ではこちらに動力ユニットを入れました。3連口も動力化するのであれば、5連口は動力ユニットをデハ6000辺りに入れるのが良さそうですね。

 

 

パンタグラフが撤去されたデハ6050。この車輌、ヒューズ箱は一つでそれに伴う配管も一本のようです。模型作製時は情報が足りず、配管はキットモールドのままで2本となってしまいました。

 

 

続いてデハ6000。シルバーシート設置車輌です。ステッカーの位置に少々エラーが…。今回は戸袋窓上部に貼ってしまいましたが、戸袋窓と客窓との中央部が正しい位置のようです。

 

 

新宿側先頭車両のクハ6700。京王は八王子側の先頭車両が50番台、新宿側が0番台ですね。CPはHB2000、懐かしい音ですねー。

 

 

 

 

 

 

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