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ワトソン実験記
トップ>ワトソンって誰?

ジェームス・D・ワトソン博士

1953年にフランシス・クリックとともにDNAの2重らせん構造を発見し、62年にノーベル医学・生理学賞を受賞。
1968から93年に米ニューヨーク・コールドスプリングハーバー研究所の所長を務めた方です。
また、1989から92年にはN−H(国立衛生研究所)の国立ヒトゲノム研究センターの初代所長も務めています。

シャーロック・ホームズの優秀な弟子

本名はジョン・H・ワトソンといい、アーサー・コナン・ドイルの推理小説『シャーロック・ホームズシリーズ』の登場人物です。
名探偵シャーロック・ホームズの友人であると同時に伝記作家であり、ホームズシリーズのほとんどの作品は、 ワトソンが書いたことになっています。
その人物像を推測する際の参考になるように、1つ面白い逸話を紹介しておきます。

<逸話>
シャーロック・ホームズがワトソン博士とキャンプに出かけた。2人は星空の下、テントを張って眠りについた。
真夜中近く、ホームズがワトソンを起こして話しかけた。「ワトソン君、上を見て君の推理を聞かせてくれたまえ」。
ワトソンはちょっと考えてから答えた、「無数の星が見える」。「そのことから何が分かるね、ワトソン君?」ホームズがまた尋ねた。
ワトソンは答えた。「天文学的に言えば、宇宙には何百万もの銀河と、おそらくは何十億もの惑星がある。
占星学的に言えば、土星は獅子座にある。測時法で言えば、今はだいたい三時十五分だ。
神学的には、神は全能で、ぼくたちは小さく取るに足らない存在だ。気象学的には、たぶん、明日はよい天気だろう。
……他に何かわかるのかい?」
ホームズは答えた。「ああ。僕たちは寝ている間にテントを盗まれたということがわかる」。

(出典:『世界一面白いジョーク』〔英科学振興協会主催〕第2位(一般投票では第1位))

このサイトの管理人

当サイトを運営している私(HN:Watson511)は今のところ、ただの高校生です。
ハンドルネームにワトソンを用いているのは、上述のワトソン両名に深い尊敬の念を抱いているからであります。
そもそも、私が生物学に強い興味を持つようになったのは、中学2年の頃にジェームス・D・ワトソン博士の著書 『DNA 〜二重らせんの発見からヒトゲノム計画まで〜』(ブルーバックス)を読んで深く感銘を受けたことに端を発します。
高校生物の教科書類は面白くないので、日頃は主に専門書などを読むことによって、生物の勉強をしております。
気が向けば自分で実験計画を立てて実験を行うこともしていて、このサイトでは主にそういったことを紹介しています。
まだまだ色んな意味で未熟者ですが、このサイトの運営は長期にわたって続けて行きたいと考えていますので、どうぞ 宜しくお願い致します。(Blog:0番染色体

(2012年4月吉日 Watson511)

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