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ワトソン実験記
トップワトソンの生物実験>試薬調製法

ハッカー液

☆使用試薬:
クリスタルバイオレット、95w/v%エタノール、シュウ酸アンモニウム

※無い場合は以下のように合成することもできる。

  1. 適量のシュウ酸を水に溶かす(ただし、シュウ酸は水に溶けにくいのでお湯を用いるなど工夫する)。
  2. 十分な量のアンモニア水を加える(量が不十分だとシュウ酸が残る)。
  3. ホットプレート等で水を蒸発させると、シュウ酸アンモニウムが析出する。

☆調製法:

  1. クリスタルバイオレット 0.15g を95w/v%エタノール 10mLに溶かし、A液とする
  2. シュウ酸アンモニウム 0.4gを蒸留水 40mLに溶かし、B液とする。
  3. A液とB液を混合し、濾過する。

リン酸緩衝液(pH6.8)

☆使用試薬:
0.2M リン酸二水素ナトリウム(2.6g/L)、0.2M リン酸水素二ナトリウム(35.6m/L)

☆調製法:

  1. 0.2M リン酸二水素ナトリウム 51.0mLと0.2M リン酸水素二ナトリウム 49.0mLを混合。
  2. 脱イオン水で最終容積が200mLになるように調製する。

ルゴール液とヨウ素液

☆使用試薬:
ヨウ素I2、ヨウ化カリウムKI

☆調製法:

  1. I2 0.5gとKI 0.4gを乳鉢で擦り、蒸留水に完全に溶解させて60mLにする(ルゴール液)。
  2. I2 0.1gとKI 0.4gを乳鉢で擦り、蒸留水に完全に溶解させて200mLにする(ヨウ素液)。

※材料が無ければ、イソジンを10倍に希釈して用いてもよい。

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