profile2.htm Last update 1998/02/21
ラッパーラビットとは?
ラッパーラビット1 ラッパーラビット2 ラッパーラビットって一体何かと申しますと・・・・
私がパソコン通信で使っているハンドル名なんですよ。
で、なんでラッパーラビットなのかと言うと・・・
某キャノン(株)が90年頃に「映像ワンダーランド」と言うキャッチフレーズを使い始めたとき登場したウサギのマスコットキャラクターにつけられた名前なんです。
なんでそんなもんが私のハンドル名になっているかと言いますと・・・
私が大学時代にちょっとだけ通っていたパントマイムのカルチャースクールに一件のCM撮影の依頼が舞い込みまして、
図体の大きかった私にその人形(着ぐるみ)の腕の操作を任されたのです。
CM撮影風景1 ウサギの頭部の動き(目・口・耳など)はワイヤーで遠隔操作することが可能だったので他のスクールのメンバーが担当してましたが、腕だけは機械仕掛けでは操作不能ということで、私だけは腕を人形の中に突っ込んで動かすという、肉体労働なパートになったのです。
キャノンのEOS10とかオートボーイ2のCMをやりましたけど、CM撮影って結構大変なんですね。
スタジオに朝9時くらいに集合したんだけど、照明や舞台のセッティングが終わるまでひたすら控え室で待機。
実際の撮影が開始されたのが午後3時過ぎだったりとか・・・
んでもって、撮影が午前2時くらいまでかかって、次の日のスケジュールがやっぱり朝の9時にスタジオ入りだったりとか・・・
撮影風景2 左図がこうなる まぁ、スクールの仲間と控え室でトランプやっていたりしてましたけど、私だけ腕にウレタンとかで作った人形の腕をつけられていて両手が使えなかったりしてトホホな感じだったとか。
でも、他のメンバーと違って、唯一の肉体労働出演者だったので私の体力が限界にきたりすると撮影が一時中断しちゃうんですよ。腕がしびれて商品のカメラを持つことが出来なくなった時なんて、
「す、すみませーん。う、腕がしびれるぅ〜」
っていう一言で
「加藤君大丈夫?じゃ、10分休憩〜!!」
ってな具合に撮影がストップしちゃったり、暑くてのどが渇いたりすると、
「おい、加藤君に飲み物持っていってやれ」
って、アシスタントスタッフに指示が飛んでスタッフの方がジュース缶にストロー差して私の口元まで持ってきてくれたりして。(笑)
まるで、芸能人になったかのような待遇でした。ウハハハハ
その分、撮影の時は体の自由が利かなくて一番辛かったんですけどね。
そこで思ったこと・・・
出演者の待遇は良いけど、スタッフは馬車馬のようにコキ使われる
ってことですかねぇ。(大爆笑)
ま、普通に学生やっていたんじゃできなかった事だし、人生の中でも特筆すべき体験ということで私のハンドル名に
「ラッパーラビット」
をつけました。
パソ通仲間が呼ぶときには長ったらしい名前になるので「ラッパーさん」とか「ラビさん」って略して呼んでもらってますけど。
最近、インターネット上で私を指す指示代名詞には「ラの人」とか言うのもあります。(笑)