ゲオルク・ゴルターマン(Georg Eduard Goltermann 1824.8.19〜1898.12.29)は、19世紀ドイツ・ロマン派の作曲家です。チェロ奏者としても幼い頃から頭角を現し、ヴィルトゥオーゾとして大いに活躍しました。
作曲家として手掛けた作品は130曲以上にのぼり、協奏曲や交響曲など大きな作品のほか、自ら演奏するために、チェロとピアノのためのサロン向け小品も数多く残しています。
オルガニストだった父親の影響もあってか、ゴルターマンの旋律は深く厳かでとても美しい。
今年は生誕200年、私もチェロ小品の伴奏をさせて頂くことになりました。ピアノ弾きとしてはなかなか出会うことのない作曲家の作品に携われることも、伴奏やアンサンブルの楽しみの一つです。