ベヒシュタイン・セントラム東京にて。広瀬悦子さんのリサイタルに行ってきました。
公演のテーマは千夜一夜物語。夜にまつわる選曲と青いドレスの演出が素敵で、そして何より広瀬さんご自身による編曲の「シェヘラザード」ピアノ独奏版の大作ぶりに圧倒されました。
広瀬さんの演奏を生で聴かせていただいたのは初めて。ステージに”自分の世界”を作るのがとても上手なピアニストさんで、演奏はとても情熱的でダイナミック。スラっとされた体のどこからあのパワーが生まれてくるのでしょう。
私の好きなボルトキエヴィチの作品がカップリングされていたのも嬉しいポイントでした。広瀬さん曰く「超々マイナーな作曲家」との紹介でしたが、そっか、、そーかぁ、、と思いながらも、PTNAの課題曲にもなっていますし、これを機にもっと多くの人に知られるようになったら嬉しいな、と思います。