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　本・読書論

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更新日2024.2.15

いらっしゃいませ。当店はインターネットの古本屋です。店舗はありません。

社会科学・人文系の書籍を取り揃えています。ゆっくり、ご散策ください。

　本にちなんだ場所

水俣・石牟礼道子と高群逸枝２０１８．５

連休の4日は水俣へ。遅まきながら水俣病資料館を始めて訪れました。不知火海を臨むメモリアルパークと高群逸枝のお墓。こんな所で高群逸枝の名を見ようとは。石牟礼道子には「最後の人」という高群逸枝のことを書いた本があるそうな。水俣には、時代を背負った二人の女性の魂が眠っている。
林えいだい　お別れ会 2017.11.12

今年9月1日に亡くなられた林えいだいさんのお別れ会が11月12日に行われました。手書きの原稿や筆記具などの遺品や若かりし頃の写真も掲示され、その長きにわたる活動の一貫性に心打たれます。北九州市職員だった頃に撮られたドキュメント「われら公害市民」も記念上映されましたが、林えいだいの魂の原点に触れたような気がしました。彼の著作には「おんなたちの海峡」や「女たちの風船爆弾」など女たちの貴重な歴史の掘り起しもあります。
からゆきさん　森崎和江著　1976年　　　　写真2017..9.30

森崎和江の名著「からゆきさん」は、もう若い人には馴染みがないのかもしれません。30余年ぶりに手にしてみると、今さらながら森崎のからゆきさんへの熱い思いが伝わります。地道に丹念に一人でその掘り起こし作業に専念した日々とは如何なるものであったのか、凡人には想像も及びません。　10月の初旬、島原を巡りました。「理性院大師堂」のターコイズブルーの天如堂は遥か南洋の海を感じさせます。境内には、寺の先代がインド巡礼の際に出会った東南アジア各地のからゆきさんが寄進したことを物語る石碑がずらり並びます。
砦　に　拠　る松下竜一著　1977年　　　写真2017.1
正月帰省の帰り、熊本と大分の県境、小国を通って下筌ダムに立ち寄りました。既に日は暮れ、ダム付近の山道は寂しい限りでしたが、不思議としもうけ茶屋はイルミネーションで輝いていました。きっと闘いの砦、蜂の巣城が夜、電球で煌々と輝いていたことを忘れないためでしょう。このダム奥深くに闘志室原知幸さんのいた志屋部落は眠っています。もう、50年以上も前のことです。

		6月1日から中津図書館で松下竜一展が開かれています。中津図書館が松下さんの蔵書の一部を引き取り、郷土の作家として保存継承していくことになったそうです。豆腐屋の四季で模範青年としてデビューしたはずが、いつのまにか危険人物扱い。昨年12月に道路拡張のため、ビンボーの象徴であった松下邸を取り壊す「お詫びに」引き取ったような。どうせなら、松下邸の前の通りを福沢通りに続く松下通りに命名してくれれば良かったのに。

　　　臼杵は作家野上弥生子の故郷です。
　　　野上弥生子は、何と99歳まで文筆活動をしたという驚異的な人物です。
　　　残念ながら当店には著書はありませんが、弥生子の評伝ならあります。
　　　臼杵市は、城下町としての風情が残った静かな街です。
　　　それにフグの肝も食べられるというフグ料理でも有名です。


野上弥生子文学記念館弥生子が1986年に亡くなった後、生家の小手川酒造の一部が記念館として公開されていました。	売価1200円　佐藤智美　ドメス出版　2013年　初版　定価1500円　程度A　180頁　B6判	記念館の番猫　記念館前の道路から、道案内をするかのようにずっと連いてきました。格子戸を開けると一緒に入って、土間でゴロゴロしてました。

　　　こんなジャンルの本があります
　　　　　(ただ今、リスト作成中です。本の検索は「お買い物」コーナーからお願いします。）
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アメリカのこと	ロシアのこと	南米諸国のこと	全集	300円本

営業時間は、月から金の９：００～１７：００までですが、都合で休むことがありますので、お知らせ欄を確認の上、ご注文等をお願いします。
本の状態は、ひととおり説明はしていますが、程度の良くない図書については、お買い上げの際に, 再度、状態をお知らせすることがありますので、ご了承ください。
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